管財事件の三者面談
自己破産で、管財事件となりますと、
破産管財人と面談することになります。
自己破産では、破産手続き開始後すみやかに三者面談というものが行われ、そこで三者で会うことになります。
三者というのは、①申立人②申立人代理人③破産管財人の3名となります。
債権者に財産がある場合には、破産管財人によって手続きが進められ、最終的には債権者に配当というかたちで、お金が配分されるというわけです。
私の場合は、財産がいろいろあったので、管財事件になりました。
破産管財人の弁護士事務所へ
破産管財人は、裁判所から選定された弁護士さんでした。
面談は破産管財人の弁護士事務所に行き、行われました。
事前に、依頼していた弁護士さんから内容を伝えていただいていました。
事務所の前で、依頼弁護士と待ち合わせして、管財人の事務所へ行きました。
郵便物は転送される
担当弁護士さんと待ち合わせをして、
「何を聞かれてもそのまま答えて大丈夫です。
郵便物は管財人に転送になります」と言われました。
とくになにも悪いことはしていないので、
そのまま答えてもいいんだな、と思いました。
三者面談の内容
面談自体は、30分程でした。
内容としては、管財人が処分する財産についての詳細を聞かれたのがほとんどでした。
いろいろ借金をした状況であったり、責められたりしたらどうしようかと、前日は眠れませんでした。
帰路
終わった後、「優しい管財人さんでよかったですね」と、担当の弁護士さんから言われました。
弁護士さんと別れた後、膝から崩れ落ちるように座り込んでしまいました。
道端にもかかわらず。
それほど、緊張していました。
無事、三者面談が終わりました。
服装については、スーツなど持っていなかったので普段着でキレイ目な地味な服で行きました。
最新の銀行口座明細などは印刷して用意していきましたが、そのほかは特に用意するものはありませんでした。
仮想通貨については、すぐに換金して、破産管財人に用意していただいた銀行口座に振り込みしました。
管財人となる弁護士さんは、こちらでは選ぶことができません。
私は、良い弁護士さんだったのでよかったです。
人によっては、きついことを聞かれたり、いろいろあるのかもしれないなと思いました。